こんにちは。
静岡県浜松市東区大蒲町のほりかわ鍼灸接骨院の水川です。
先ほど、患者様からこんな相談を受けました。
整形外科で膝を見てもらったみたいなのですが、
『これは成長痛だから、今は我慢するしかないね。』
といわれたんですが、本当にそうなんですか❓
と相談を受けました。
答えはNOです。
特に今回のような膝の成長痛は適切な施術を行うができれば、悩む事はありません。
なので、本日はどうすれば、成長痛(膝)に悩まずに生活できるかお話ししていきますね。
成長痛は嘘❓
まず成長痛についてお話ししていきますが、そもそも成長痛という診断名はありません。
お医者さんがいう成長痛とは、患者様がわかりやすいように教えてくれるだけであって
本当は【骨端軟骨障害】というものがほとんどです。
更によく使われる説明で
「骨が成長しているから痛みが出るんだよ」
って言われる事もありますね。
ですが骨が成長して痛みが出る事はあり得ません。
痛みが出る原因は❓
ではなぜ痛みが出るのでしょうか❓
今回は膝を例に上げていきます。
膝の成長痛の特徴はお皿の下に痛みが出やすいです。
特に小学生〜中学生で
走ったり、ジャンプする動作が多いスポーツを行っている子供が多いですね。
ですが、なぜここに痛みが出やすいのでしょうか❓
原 因 ①
股関節が硬い❗️
これが一番大きな原因です。
股関節は走ったり、ジャンプを行う際に使われる関節です。
ですが、運動前後のストレッチを怠ると、股関節周りの筋肉が非常に硬くなります。
特にお尻の筋肉や、太もも(裏面)の筋肉が硬くなり、股関節を使いたくでも
これらの筋肉が硬くなることで、関節の動きが非常に悪くなり
使いたくても使えない状態になります。
その為、股関節の変わりに膝を過剰に使うことになります。
これが一番大きな原因です。
原因2
原因1で、股関節が硬く、股関節の変わりに、膝を過剰に使う事をお伝えしましたが、
次はなぜ膝を過剰に使う事で、お皿の下に痛みがでやすいのか❓
原因2は
大臀筋が使えない❗️
大臀筋とはお尻の筋肉の一つです。
これは股関節が硬い事により起こります。
大臀筋の役割は、ジャンプやジャンプの着地、ダッシュ時のストップ動作などに使われます。
実際にはもっと使われる場面はありますが、それほどあらゆる場面に使われる筋肉です。
ですが、この筋肉が使えないと、他の筋肉で代用する事になります。
これが、お皿の下に痛み出してしまう筋肉です。
それが大腿四頭筋です。
この大腿四頭筋は骨盤(寛骨)から膝蓋靭帯までついている長い筋肉です。
この膝蓋靭帯はお皿の下にありここが、成長痛で痛む部分になります。
膝を過剰に使うことで、大腿四頭筋が過剰に伸び縮みし、この膝蓋靭帯を牽引します。
この牽引を繰り返すことにより、痛みが出てしまいます。
これがお皿の下に痛みが出てしまう原因です。
また小学生、中学生が多い原因は、身体の使い方がまだ未熟な為、膝を多様してしまう為です。
つまり、身体の使い方によっては、高校生や、大学生にも出てもおかしくないと思われます。
痛みが治らないのはなんで❓
痛みが出てしまうのは膝蓋靭帯に炎症が起きているからです。
炎症は運動を休めば、治り、一時的には炎症が引き、痛みは治りますが、
結局、原因1、2が変わらない限り、また膝蓋靭帯に牽引が加わり、炎症が起きてしまう為、
繰り返し痛みが出てしまう訳です。
まとめ
成長痛は諦める必要はありません❗️
原因がわかれば、しっかり対応することができます。
原因とは
- 股関節が硬い
- 大臀筋が使えない
それにより膝が過剰に使われ、膝蓋靭帯に炎症がおき、痛みが出てしまう。
いかがだったでしょうか❓
もしお子さんで、成長痛と言われ、痛みでお困りならぜひ一度ご来院ください。
このタヌキが目印❗️
浜松市東区大蒲町のほりかわ鍼灸接骨院
お問い合わせは053−411−8080