第4回気・血・水

2017年05月22日ブログ

こんにちは。
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こんにちは、ほりかわ鍼灸接骨院院長の廣瀬です。

今回は東洋医学の考え方についてお話ししたいと思います。

気血思想

中国では、太陽の光・空気など天から授かる「気」と

地面から与えられる地のエネルギーによって生命が営まれ、

この気が形を変えて「血」となり、

気と血が全身を巡って生命力となるという考えの気血思想が古くから存在しました。

「気」は生命活動を維持するエネルギーであり

「血」は身体を循環して栄養分を運ぶ生命の源です。

「水」は身体にある血以外の水分を指します。

この３つが順調に機能していると健康が保たれると考えられています。

この３つの１つでもバランスが崩れると体に不調が現れてしまいます。

身体と気・血・水の関係

※画像クリックで拡大表示できます

陰陽五行と五臓六腑

自然界を構成する植物、熱、土壌、鉱物、液体を「木、火、土、金、水」、

月を「陰」、太陽を「陽」にたとえたものを、

陰陽五行と名づけています。

陰陽五行は人間の体の分類にも使われています。

男性は陽、女性は陰です。

肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓の五つの器官は五行になぞらえて「五臓」と呼び

それぞれを助ける胆のう、小腸、胃、大腸、膀胱などの器官を「五腑」としています。

これに「三焦」を加えて五臓六腑と呼んでいます。

五臓六腑が身体をコントロールしており、急激な感情の変化は

これらの臓器に影響を与えると考えられています。

常に平常心を保つのが健康の秘訣だとされています。

次回のツボ講座（いつのまにか講座！？）は五臓と感情の関係についてお話ししたいと思います。

お楽しみに！

廣瀬でした。

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