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こんにちは、ほりかわ鍼灸接骨院院長の廣瀬です。

前回の第５回　五臓と感情に引き続き第６回として「正気と病邪」についてお話ししたいと思います。

健康な状態➡正気が充実　　　　病気➡病邪

気・血・水が充実していて、さらに陰陽五臓五腑の状態が万全なことを

東洋医学では正気が充実しているといいます

こういったもののバランスが崩壊したり滞ったりすると正気が乱れ

正気が「病邪（病気）」に負けることで病気が起こると考えられています。

実証

※画像はイメージです

体格が良くてガッチリして、いかにも抵抗力がありそうな人を実証の人といいます

抵抗力がある反面、病邪の力があまりにも強い時に病気になることがあり症状が激しく出やすい傾向にあります。

虚証

※画像はイメージです

やせ細っていて抵抗力がなさそうな人を虚証の人といいます

正気が不足して虚弱となってたいした病邪でもないのに病気になり、長引く傾向にあります。

実証の人の特徴

疲れにくい、食欲がある、消化吸収能力が高い、便秘になりやすい

虚証の人の特徴

疲れやすい、食欲が少ない、胃腸の働きが悪い、下痢をしやすい

同病異治

人はそれぞれ体質が異なり、同じ病気にかかっても症状が違います。

病気に対する抵抗力の強さが人によって違う為、

同じ病気にかかっても症状や治療方法が異なります。

このことを東洋医学では「同病異治」といいます。

ですから自分がどういうタイプなのか、体質なのかということを自ら知ることによって

身体のケアがしやすくなりますので、皆さんも改めてご自分の身体を見つめ直してくださいね。

廣瀬でした。

ツボ講座　第７回は「ツボ」についてお話ししたいと思います。

この記事を読んだ方におすすめ
第５回　五臓と感情
第４回 気・血・水
第３回ツボ押しで不調が改善される理由
第２回ツボ押しの良いところ
第１回ツボ押しの基礎知識

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